ダーク・ソウルとは?

何かのアニメに出てきそうですが、「ダーク・ソウル」という言葉があります。

 

今世を、「悪人」として生きている人のことを言います。アカシックレコードの世界では、「悪人の人生」(Perpetrator Lifetime) と呼びます。

 

ここでいう「悪人」というのは、その辺の犯罪者レベルではなく、人を平気で殺したり傷つけたりしたうえ、良心の呵責もないとか、戦争中とはいえ好んで大量虐殺を行ったりした魂のことを言います。

 

私はエンパスの能力があるようなので、痛ましいニュースなどを見るとダメージを受けるので、最近はそういうニュースの細かい内容は見ないようにしています。でもそのようなことがあったと知るたびに、とても心が辛くなり、どうしてこんなことが起こってしまったんだろうと、悲しくなります。このような魂はいったいどうなってるんだろうかと、疑問に思うのは私だけではないはずです。

 

私の先生は、臨床心理士で催眠退行療法の権威、コレッタ・ロング博士という方の治療を何度か受けています。ロング博士は、もう数年前にお亡くなりになりましたが、生前は、何千人もに催眠退行療法を行い、過去生のトラウマから来る心の病を治療されています。

 

ロング博士によると、人は、わざわざ悪人としての人生を選んで生まれてくることがあるというのです。そして私たちの誰もが、覚えていないだけで、悪人としての人生をすごしたことがある可能性があるというのです。私の先生も、過去生で、私欲のために複数人を虐殺した記憶が退行療法により呼び戻ったということで、治療を受けたとおっしゃっています。


ダーク・ソウルは、他人に苦しみやダメージを与えたいと思って生まれてくるわけではありません。通常は、生まれてくる前に、魂の契約の一部として、通常は自分が虐待されて、自分が虐待することを学ぶそうです。心理学・精神学的には、このような人たちは人格障害とされて終わることもあります。

 

ダーク・ソウルとして生まれた人生は、天に守られている力から切り離され、他人の気持ちなどわからなくなります。虐待や破壊行為を始めるきっかけは、家族や身近な人からだけでなく、他から始まる可能性もあります。理由は様々です。でも、これも生まれる前の魂の約束によるものだというのです。大きな理由としては、このような人生は魂が大きく変化するきっかけになるからだそうです。

 

通常、ダークソウルとして生まれた魂は、生涯にわたって虐待・加害・破壊行為を続けます。(そしてそれに対しての後悔の念は持ちません)。ただし、ダーク・ソウルとしての人生を選ぶのは一部の魂だけであり、また連続でそのような人生を選ぶことは稀です。通常は一回限りです。

 

なお、ロング博士の経験では、被害を受ける側も、通常は逆の立場になっていた人生があったために今の立場になっていることがほとんどだとおっしゃっています。要は、加害者も被害者も、長い目で見れば、傷ついているということです。そのことを理解してお互いのカルマを解消し、魂を癒すことが重要なのだと思います。