6つのサイキック能力
英語だと、Psychic(サイキック)という言葉、目に見えない第六感の能力、あるいはその能力を持つ人のことを言います。英日辞書で引くと、「霊能力」とか、「霊感」という訳語なのですが、なんとなく、いかがわしいというか、怪しい響きの言葉になってしまうと感じるのは私だけでしょうか?
ここでは、そのままサイキック能力(霊感)ということで説明します。
多かれ少なかれ、霊感は人間の誰もが持っているものです。いやな感じがしたとか、夢で見たことが現実になったとか、誰もがどこかで経験しているのではないでしょうか?
霊感には、主に6つの種類があります。
<視る力>
これは、通常は肉眼では見えないものが「みえる」能力です。その辺にいる霊を視える能力もそうですが、目の前にはないものを頭の中で鮮やかに画像としてみる能力も含まれます。
<聴く力>
声が「聞こえる」能力です。霊の声が聞こえるというだけではなく、守護霊の警告など、普通の人には聞こえない声が聞こえる能力です。通常は、本当に耳で聞くのではなく、頭の中で聞こえるという能力です。
<わかる力>
自分の知らないことが、まるで頭の中にダウンロードされるように急に「わかる」ことができる能力です。直感力と区別がつきにくいこともありますが、自分の外からの知識を受け取るという点で、自分の中からでる直感力とは同じものではありません。
<感じる力>
外部からのメッセージを、「感じる」力です。例えば、危険なところに行こうとしたらぞわっとしたとか、気分が悪くなったりすることです。
<夢見る力>
夢の中でさまざまなメッセージを受け取る力です。守護霊のメッセージを受け取る場合もあれば、未来を予知する夢の場合もあります。通常、鮮やかな夢を見て、内容をよく覚えている人は、この能力が高いと言われています。
<エンパス>
他人の感情や外部の環境などを、自分のことのように感じることができる能力です。悲しんでいる人がいると、自分も同じように悲しくなってしまうというのはよくあるかもしれませんが、もっと極端なケースになると、病気の相手の病状と同じ症状が物理的に体に現れたりもします。動物エンパス(動物の気持ちがわかる)や環境エンパス(環境破壊などされているのに直面すると苦しくなる)というのもあります。コントロールの方法を覚えれば楽になりますが、自分がエンパスだと知らないでいると、人ごみの中で異様に疲れるとか、自分に問題がないのに気分の上下が激しいなどということもあります。